起こりやすい問題点の解決策 - 引き継ぎは意外に難しい

看護師が転職する際、退職日までいつも通りの業務をこなしていれば良いというわけではありません。

自分がいなくても後任がしっかりと業務を進められるように、退職日の3日から5日前までには引き継いでおくことが好ましいです。

引き継ぎが失敗するとお世話になった同僚や患者に迷惑をかけるだけではなく、転職先にも前職の同僚から問い合わせがくる可能性があります。

また、転職先に迷惑がかかると、引き継ぎがきちんとできない看護師だと転職先の評価が下がることも考えられるでしょう。

引き継ぎの際の問題点としては、通常業務を行いつつ引き継ぐために退職までに間に合わなかったり、当然知っているだろうと内容を省いたりしてしまうことです。

まず、引き継ぎは余裕を持って1ヶ月前から進めていきます。

同時に引き継ぎノートを作成しておくと、後任がわからない部分が出てきた際にノートで見直すことが可能です。

また、口頭での引き継ぎも引き継ぎノートも、丁寧にわかりやすく伝えることを心掛けましょう。

誰が見てもわかりやすいことを重視し、たとえば新人看護師が後任でもノートを見ると解決できるように書くことが大事です。

もちろん、それでも退職後に疑問点やわからないところが出てくることもあるでしょう。

転職先に迷惑をかけないためにも、問い合わせはプライベートのメールや電話番号にかけてもらうことが大切です。